大分県中津市の神社の敷地内で、若者のグループ同士が集まり、男子高校生の顔を殴ってけがをさせたとして16歳の少年が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、中津市に住むアルバイトの少年(16)です。

警察によりますと、少年は今年7月27日午後9時40分頃、中津市内の神社で、10代の男子高校生の顔を殴る暴行を加え、出血を伴う全治2週間のけがをさせた疑いが持たれています。

事件当時、近くを通りがかった人が「若い男がけんかをしている」と警ら中の警察官に直接伝えました。警察官が駆けつけましたが、少年は仲間とみられる数人とすでに立ち去っていて、現場にいた高校生とその知人から事情を聴き、捜査を進めていました。

その結果、少年の関与が判明したため、逮捕したということです。

警察は少年の認否について明らかにしておらず、少年と高校生の間に何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を調べています。