無許可開発の問題が発覚し9月末の閉園を予定しているノースサファリサッポロで、今も300以上の動物が飼育されていることが札幌市の調査で分かりました。

無許可の開発が発覚した札幌市南区のノースサファリサッポロは、運営会社が9月末での閉園と2029年末までのすべての建物の撤去を発表しています。

こうした中、札幌市が5日、飼育状況などを確認したところ、ほ乳類やは虫類などあわせて319の動物が今も園内で飼育されていたことがわかりました。

現場に立ち会った運営会社の社長は9月末の閉園について「予定に変更はない」と答えたということです。

ただ、10月以降も動物が残る予定で、札幌市は、安全かつ速やかに動物を移動させることなどを口頭で指導しました。