水泳、自転車レース、マラソンを一気に行うトライアスロン。ロングレースは総距離226キロに及び、「アイアンマンレース」とも呼ばれています。大分県内から9月のアイアンマン世界選手権(フランス開催)に挑むアスリートがいます。
トライアスロン歴10年を超える大分市の新田城二さん(32)。4月末にアメリカで開かれた「アイアンマン・テキサス」の30歳から34歳の部で、9時間47分13秒の記録で5位に入り、世界選手権への出場を決めました。

新田さん:
「テキサスは意外と人気のある大会だったので、とても楽しく競技ができました。体を動かし続ける楽しさもありますし、自分の体と対話しながら自分の限界を挑戦していけるのもいいなって思っています」
新田さんは3歳から大学4年まで競泳に励み、大学院からは父の影響でトライアスロンに挑戦。2016年からは社会医療法人・関愛会に事務員として所属し、病院併設のジムでトレーナーも務めながら本格的に競技に打ち込んできました。現在はフルタイムで働くかたわら、週に20時間の練習時間を確保しようと日々過密なスケジュールを送ります。