いじめの「重大事態」と認定された男子中学生の自殺をめぐり、大阪市の第三者委員会が初めての会合を開きました。

 今年6月、大阪市立の中学校に通っていた中学3年の男子生徒(14)が自殺し、市教委はいじめの「重大事態」と認定しました。

 8日、弁護士や臨床心理士で構成される第三者委員会のはじめての会議が開かれ、調査の手法などについて話し合われたということです。

 遺族によりますと、亡くなった男子生徒は特定の教員から胸ぐらをつかまれたなどと訴えていたということで、第三者委員会は生徒によるいじめの有無だけではなく、教員の指導が適切だったかどうかについても調査するということです。