石破茂総理が自民党総裁を辞任し、次の総裁選挙に出馬しない考えを示しました。突然の辞任会見から一夜明けて、鹿児島県内の反応を取材しました。
(自民党・石破茂総理)「私は自由民主党総裁の職を辞することとした」
7日夕方、辞任する考えを表明した石破総理。「アメリカとの関税交渉がひと区切りついた」ことを辞任の理由に挙げました。
(記者)「石破総理の辞任表明から一夜。まちのみなさんはどう感じたのでしょうか」

【鹿児島市】
(30代・派遣会社/営業職)「(辞任には)賛成。リーダーに適している議員がいるかは別問題だが、早急に立て直さないと」
(70代・無職)「残念、続投してほしかった。石破さんだったら、政治とカネの問題は解決できると思う」
(70代・自営業)「総理大臣になったら足の引っ張り合いでおろされての繰り返し。誰がなっても同じ」

【霧島市】
先月の集中豪雨で被災した霧島市では、災害対応に力を入れてほしいとの声も聞かれました。
(70代・団体職員)「(総理交代)またかという感じ。責任を取るのであれば、負けた時にきちっとけじめをつけるべき」
(50代・会社員)「(辞任は)当然かなという気はする。災害で困っている人も多いので、災害対応に力を入れてほしい」

【鹿屋市】
(60代・無職)「一言でいえば残念。財政の立て直し、トランプ関税への対処。そこそこうまくいっていたと思っていた」
(10代・学生)「石破さんが良くないとよく耳にしていた。働くのが嫌になるくらい(税金)取られている。所得税、消費税、その他諸々、もう少し下げてもいいのでは」

【奄美市】
(70代・自営業)「非常に残念。石破さんらしさを出せないままに終わってしまうのが残念」
(70代・自営業)「(辞任は)遅い。(次の総理には)離島は物価が高いので船賃や航空運賃を安くしてほしい」