北陸農政局にコメの適正価格実現に向けて要望書を提出

コメの価格高騰に政府備蓄米の放出など、農業を取り巻く状況が大きく変化し、農業経営の先行きが見通せないとの声が日増しに高まっています。

このため、県農業協同組合中央会は北陸農政局に対し、コメの適正な価格を実現することなどを求めた要請書を提出しました。

農事組合法人ファーム東蚊爪・庄田純一代表理事「晩期コシヒカリが終わってからひゃくまんごくを刈る(刈り)終わるのは9月末(収穫量は)だいたい平年並みかちょっと多いかね」

金沢市東蚊爪で農業を営む庄田純一さん。

法人経営で、ゆめみづほ、コシヒカリ、ひゃくまん穀の3種類の稲作を行なっています。

庄田さんが農業経営をする中で最も気にしているのがやはりコメの価格です。

農事組合法人ファーム東蚊爪・庄田純一代表理事「消費者の価格があまり高いとコメ離れを起こします。高くても困る生産者も生産コストがあるから生産コストより3000円くらい高いといいかな」