「自分は女の子にしか興味がない」7年前にも女児に性加害

実は、田畠被告が幼い女の子に性加害したのは、これが初めてではない。

7年前、福岡市内の公園や屋外トイレで、当時10歳に満たない女の子の下半身を撮影し児童ポルノを製造したとして逮捕起訴され、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受けている。

執行猶予期間が終了して、1年3か月足らずで今回の事件を起こした。

田畠保広 被告(45)
「家族に小児性愛者であることを知らせず、我慢しなければいけない性的なことを我慢できず、子どもを傷つけてしまった。信頼してもらっていたのに全てを壊してしまった」

「小児性愛者」と自覚していることを告げず、幼い子どもがいる女性と再婚した田畠被告。

弁護側によると、田畠被告は20歳のころに小児性愛者だと自覚した。
保育園児くらいの女の子を衝動的に撮影したりわいせつ行為をしたりしてしまうという。
弁護士は、「医療機関で診断を受けたわけではないが、精神疾患を有する。精神疾患による衝動でコントロールできるものではないため、動機は悪質とまではいいがたい」と情状酌量を求めた。