中島ひとみ 30歳で初の世界陸上へ
福部の持つ日本記録にあと0秒02と迫る、日本歴代2位の12秒71を今季2度マークするなど、絶好調の中島ひとみ(30、中島体育施設)は、30歳で初の世界陸上へ挑む。

心の支えは、夫の存在だという。中島は2年前、19年世界陸上ドーハ400mハードル代表の豊田将樹さん(27、富士通)と結婚した。
中島:彼はすごく私にポテンシャルを感じてくれて「絶対日本記録くらいまで行くよ」って、本当に結婚当時ぐらいから言っていて。彼なしではできなかったと思うし、彼の分まで頑張りたいっていう気持ちが本当に大きい。自分にしかできない走りを、国立の舞台で存分に出し切りたいと思います。
9月4日、国立競技場で行われた日本代表の公開練習。中島は嬉しい胸の内を明かした。

中島:30歳になって初めての日本代表で、今朝この(JAPAN)のTシャツを着た時に、少しウルっとくるようなものが込み上げてきました。たくさんの方々に感謝の気持ちを込めて、その感謝の気持ちを国立競技場で爆発させて、最高のパフォーマンスをできたらなと思うので、それにはやっぱり応援の力が必要なので、たくさんの応援を待っています。