総勢約100人の医療チーム「SECDEM」

そんな中…

(愛知医科大学病院 災害医療研究センター 津田雅庸教授)
「こういったイベントの災害救護は、ある程度のノウハウやみんなのスキルが必要」

会場各地にスタンバイ。総勢約100人の医療チーム「SECDEM(セクデム)」。2006年から、どまつりの救護に参加し、熱中症などの救急搬送者数を大きく減らしました。

(総合大雄会病院救命救急センター 井上保介顧問)
「今は『熱中症アラート』を当たり前にやっている。“どまつり”は1~2年前から同じように警戒情報を流しているので、国の熱中症アラートよりウチは先」

気温をリアルタイムで把握するため、栄エリアの各ステージに特別なサーモセンサーを設置。暑さが特に危険な場所には、スタッフを集中的に配置しました。

さらに、踊る前に厳しいメディカルチェックと水分補給を徹底。

そして、観客にも水遊びをしながら涼をとれる、ウォーターフェスを開催するなど万全の対策をとりました。