自民党の奈良県連と滋賀県連は、党の総裁選の前倒しを求めることを決めました。

 6日に開かれた自民党奈良県連の会合。総裁選の前倒しなどについて話し合いが行われました。その結果、奈良県連は全会一致で前倒しを求めることで決定しました。

 (自民党奈良県連 井岡正徳幹事長)「解党的出直しをしなければならない。今の体制ではとても戦えない」

 一方、自民党滋賀県連でも…

 (自民党滋賀県連 小鑓隆史会長)「総裁選の前倒しの要求をすべきであるという結論に至りました」

 会合の中では、スピード感のある体制の組み直しを求める声などがあったということです。

 自民党は8日、総裁選の前倒しについて、国会議員や都道府県連の代表者に意思を確認し、実施するかどうかを決めます。