現場の様子・近隣住民からは不安の声も

火元となった部屋はブルーシートで覆われていて、その隣に住む中田容疑者が5日に逮捕されました。アパートは2階まで黒く焼けていて、壁や屋根の一部が剥がれ落ちているのもわかります。

火事から10日あまり経った今でも焦げた匂いがしてきます。近隣の住民に話を聞いたところ、現時点でトラブルなどの話はありませんでしたが、2人は町内会に入っておらず人付き合いは少なったということです。
近くに住む人は
「(容疑者と思われる女は)全然あいさつなし。(住人の)男の人とは、あいさつするけれども、被害者の女性は知らない」
アパート所有者の関係者
Q.中田容疑者の普段の様子は?
「まったく分からない。被害者の方とも面識ない。(出火直後)中田容疑者は、たまたまそこにいた。すごく静かだった。その時には放火だと思えなかった」

現場となったアパートでは、警察が捜査を進めていました。この周辺では、散歩や買い物などで、よくこの道を通るという人や学校終わりの小学生の姿も多く見られました。
このような閑静な住宅街で起きた放火殺人事件に、近隣住民からは不安の声が上がっています。