青森県中泊町にある旧家宮越家の庭園静川園が国の名勝に指定される見通しとなりました。
指定されると本州最北端の名勝庭園となります。
国の名勝に指定される見通しとなったのは、中泊町尾別にある旧家宮越家の近代住宅庭園静川園です。
庭園は宮越家の8代目から3代に渡って、文化人との交流を通じて育まれた芸術文化の趣向に基づいて造られていて、近代住宅庭園として高く評価されました。
9代目の正治が建てた「詩夢庵」と呼ばれる離れは、部屋にいながら風景を楽しむことができる内装に特徴があります。
また、築山池泉は大きな築山を中心として、その周りに池泉を巡らせる逍遥本位のつくりとなっています。
庭園は、来年春ごろに正式に指定される見通しで、本州最北端の名勝庭園となります。














