石川県内の酒造メーカーによる秋限定の日本酒「ひやおろし」の販売が、5日から始まりました。
冬の寒い時期に醸造した清酒を樽の中で夏の間熟成させ、秋に生のまま瓶詰めした「ひやおろし」は、華やかな香りとやわらかな口当たりが特徴です。

白山市のイオンスタイル白山に設けられた特設売り場には、県内の酒蔵自慢の23銘柄が並び、買い物客がお気に入りの味を求め試飲する姿が見られました。

2024年は能登半島地震の影響で酒造りができずに参加できなかった酒蔵を含め、今回は奥能登の7つの酒蔵も参加しています。
買い物客「バター醤油炒めとかもあいますよと教えてもらったので試そうかと思います」「今回たまたま復興のために能登の酒を買おうかなと。少しでも協力できるかな」
鳳珠酒造組合・櫻田博克組合長「底引きも解禁になったので、新鮮な魚が沢山出回っている秋の夜長を楽しんでもらいたい」
「ひやおろし」の販売は10月末までで、県酒造組合連合会によりますと、現在すでに3万4000本以上の予約を受けているということです。