パスタと卵で「マンマおにぎり」

そして、先ほど洗わずにキープしておいたボウルでもう一品。

ありのママさん:
「カルボナーラで余った卵白、ボウルに残っている卵黄とチーズと胡椒を再利用してフリッタータ。パスタ入りのオムレツで、日本のおにぎりのような感覚でビーチで食べる」

材料(作りやすい分量)
▼ゆでたパスタ(冷めていてOK):200g
▼サラミ(角切り):80g
▼好みのチーズ(モッツアレラ、スモークなど):50g
▼パルメザンチーズ:40g(すりおろし、粉チーズでもOK)
▼卵:3個
▼牛乳:50ml
▼塩、粗びき黒こしょう:各適量
☆オリーブオイル:小さじ1

“マンマのコツ”は、【カルボナーラで余った卵白・ソースでより美味しく】

カルボナーラで使ったボウルに材料を入れてしっかりとかき混ぜ、小さめのフライパンで両面をこんがり焼けば完成です。

新名部員:
「サクふわっ。パスタのしっかりした食感が、まさに『おにぎり』という感じ」

「うま味凝縮」ジェノベーゼ

3品目は、“緑じゃない”「ジェノベーゼ」。
沢山の野菜を煮込むので時間は少しかかりますが、作り方は簡単です。

材料(2人分)
▼パスタ(ペンネ):160g
▼牛切り落とし肉:150g
▼玉ねぎ:2と1/2個
▼にんじん:1本
▼セロリ:1本
▼イタリアンパセリ:2~3本
▼白ワイン:150ml
▼オリーブオイル:大さじ1
▼岩塩:小さじ2(塩/パスタ用でもOK)
☆塩:適量
☆パルメザンチーズ(すりおろし):適量

〔1〕玉ねぎは薄切り、にんじん・セロリはみじん切りにして、しんなりするまで炒める

〔2〕牛肉を入れてさらに炒め、イタリアンパセリと白ワイン(半分)を加えて30分ほど弱火で煮る

〔3〕残りの白ワインを加え、さらに30分ほど弱火で煮る
「白ワインを分けて入れることで、焦げて香りが損なわれるのを防ぐ」(ありのママさん)

〔4〕茹でたペンネを〔3〕に“ダイレクトイン”し、塩とチーズで味を調えたら完成

山根部員:
「あまい。牛肉のうま味もあるし、玉ねぎのやさしい甘さが広がる」

ありのママさん:
「うま味を凝縮しているのがジェノベーゼです」

目からウロコの「マンマのコツ」で、これまでとは違うイタリアンに出会えます。

(THE TIME,2025年9月5日放送より)