自転車の取締りが来年4月から厳しくなるのを前に、警察庁がルールブックを公表しました。知らずにやっていた行為も反則金の対象となるかも知れません。

自転車の交通違反が厳罰化へ 反則金で「ディズニー行ける」

街中でよく見かける、自転車の“ヒヤッとする”乗り方。その取り締まりがぐっと厳しくなります。

2026年4月から導入される、自転車の交通違反への「青切符」。16歳以上を対象に、悪質な違反には、反則金の納付が通告されるようになります。

自転車の交通ルールについて、街の人は。

60代
「危険なことが多い。すり抜けたり、赤信号を守らない」

フリーランス(60代)
「“ながら運転”をしてる人が目の前に来て、こちらから気づかせて事なきをえたことは何回もある」

こうした行為について、警察庁が4日に公表したルールブックでは、反則金の額を次のように定めています。

【「青切符」反則金額】
▼スマホなどの“ながら運転”:1万2000円
▼イヤホン・傘さし・無灯火:5000円
▼並走・2人乗り:3000円
など

会社員(20代)
「“ながら運転”とかを結構やってしまっている人が多いので、そこで(反則金が)1万円を超えてしまうのは結構痛いところかなと。ディズニーとかに行けてしまう。それはちょっと気をつけたい」

学生(10代)
「一番やりがちなのはイヤホン」
「イヤホンで5000円飛ぶのは...だってリップ4本分」

交通違反が見つかった場合、基本的には現場での「指導・警告」となります。しかし、それに従わなかった場合や、“ながら運転”など、重大な事故につながるおそれが高い場合、「青切符」の対象になります。

さらに酒気帯び運転やあおり運転など、“重大な違反”には刑事罰の対象となる「赤切符」が交付されます。