スマホホルダーも要注意!何秒以上見たらアウト?

藤森祥平キャスター:
道路交通法では、運転中にスマホ等の画面を注視・操作することが禁止されています。スマホホルダーを使って、スマホを固定しながらナビを見る場合も、画面を注視・じっと見続けると違反になるということです。
小川彩佳キャスター:
どのくらいで「注視」と判断されるのですか。
藤森キャスター:
何秒以上という決まりはなく、現場の警察官の判断になるそうです。
スマホを操作したり注視したりする際は、自転車から降りるか、止まっているときに安全な場所で行うのがよいということです。
今回の切符の導入を巡っては、警察庁が実際にいろんな意見を募ったそうです。

寄せられた5926件のうち、4000件超が歩道通行の取り締まりに批判的、つまり「歩道を走らせてほしい」という意見が多くあったということです。
ただ4日に発表された「自転車ルールブック」では、「自転車も車両の仲間」「車道が原則、歩道は例外」と明記されました。
つまり自転車の歩道通行は取り締まりの対象になり得るということですが、例外もあります。

【歩道通行できるケース】
▼標識で通行可となっている場合
▼運転者が13歳未満、または70歳以上
▼交通量が多い、車道が狭いなど安全確保するための通行

東京大学 准教授 斎藤幸平さん:
自転車の歩道通行が危ないのはわかります。ただ私がいるドイツは自転車大国で、自転車道がすごく整備されています。
ルールを厳しくするのは大事ですが、それに合わせて日本も自転車のインフラを整備しないといけないと思います。車道を走るにも車がビュンビュン来て危ないし、慣れない方にとってはそれはそれで酷なのかなという気はしてしまいますね。
藤森キャスター:
まだ曖昧さも残っていますから、こういうルールがあるということを覚えておきながら、安全を心がけてほしいと思います。
小川キャスター:
事故も実際に起きていますから、警戒心を高めるというのは大事かもしれませんね。