“線状降水帯”発生のおそれも

【予想雨量】
愛知県と岐阜県では、きょう(4日)からあす(5日)にかけて1時間に50ミリ、三重県では、あす60ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあります。

どれぐらいの雨かというと、傘をさしても濡れたり、道路が川のようになって車の運転が危険になったりするほどです。

今夜も雨が強まるところはありますが、あすの通勤通学の時間帯も1時間に50~60ミリ程度の雨が降る恐れがあります。

【24時間予想雨量(きょう夕方~あす夕方)】
愛知:200ミリ
岐阜:200ミリ
三重:300ミリ

雨のピークは、今夜からあす昼前後にかけてとなりそうです。台風が近づく前から雨への備えをしていただきたいと思います。

また、あす昼過ぎにかけては、線状降水帯が発生する恐れがあるという情報が発表されています。

線状降水帯とはどんな雨なのか、なぜ降ってしまうのか。

線状降水帯は、風と風がぶつかるようなところで雨雲が発生します。そして、上空の風によって同じような場所に雨雲が流れ込みます。

そうなると、このエリアはかなりの大雨が降り続きますが、ここから少し離れたところは大雨になっていない。つまり、局地的にかなりの雨量になってしまうんです。

線状降水帯が発生すると、200~300ミリという24時間予想雨量をはるかに超えるような大雨になってくることも考えられるため、警戒が必要になりそうです。