第十管区海上保安本部は、夏休み中に発生した海難事故の件数を発表しました。船舶、人身事故ともに去年に比べ減少しました。
第十管区海上保安本部によりますと、鹿児島県内で今年7月から8月に発生した船舶事故は15件で、前の年より5件減りました。
また、マリンレジャーによる人身事故は前の年より4人少ない6人で、このうち、釣りをしていた男性1人が依然、行方不明のままです。
船舶・人身事故ともに減少した要因について、十管本部は「去年に比べて台風に伴う事故が少なかったため」としています。
十管本部は、適切なライフジャケットの着用や、海で事件事故が発生した場合は118番に通報するよう呼びかけています。