東海地方 24時間に最大300ミリの雨量予測

■雨の予想
西日本から東日本では5日にかけて、台風や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

台風から離れた地域でも雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、5日には前線が東北地方にのびるため、北日本でも雨の強まるところがあるでしょう。

4日午後6時から5日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
 東北地方 120ミリ
 関東甲信地方 200ミリ
 北陸地方 100ミリ
 東海地方 300ミリ
 近畿地方 250ミリ
 中国地方 120ミリ
 四国地方 250ミリ
 九州北部地方 200ミリ
 九州南部 120ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下のとおりです。

■東海地方
岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 4日夜のはじめ頃から5日昼過ぎにかけて

■四国地方
徳島県、愛媛県、高知県 5日昼前にかけて

■九州北部地方
大分県 5日未明にかけて

■九州南部地方
宮崎県 4日夜遅くにかけて

西日本から東日本では、5日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、強風や高波、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。