今年5月、石川県野々市市のTシャツ販売店の一部が焼けた火事で、建物内から金品がなくなり不自然な燃え方をしていたことが分かり、警察は放火の疑いがあるとみて調べを進めています。
この火事は、今年5月29日未明、野々市市押野2丁目の衣料品販売店「チャンネルアッシュ」から火が出て、木造2階建ての店舗を焼いたものです。
捜査関係者によりますと、その後の捜査で建物内から金品が盗まれていたことがわかったということです。火が出た当時、店の中に従業員はいませんでした。
また、火元は書類などが燃えていた2階の事務所で、消防によりますと、複数の場所で燃えた跡が確認され、不自然な火の広がり方だったということです。
警察は何者かが金品を盗んだ形跡を隠すため、放火に及んだ可能性もあるとみて捜査を進めています。















