石川県能美市は、総務部に勤めていた職員が去年10月、上司からのパワーハラスメントを受け、自殺したと明らかにしました。市は、上司が部下の残業を知りながら申請を認めないなど、不適切な指導を行っていたと認め、停職6か月の懲戒処分としました。
井出市長「市民の皆様はじめ多くの皆様の市政に対する信頼を大きく損ねたことにも深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございません」
能美市の井出敏朗市長らは10日夕方、市役所で記者会見を開き、総務部に勤めていた職員が去年10月3日に自ら命を絶ったことを明らかにしました。
職員が亡くなる3日前に別の職員からパワハラに関する申し立てがあったことから、市が設置した第三者委員会が職員への聞き取り調査を進めていました。調査報告によりますと、上司だった課長級の職員は、死亡した職員を含む3人に「残業三兄弟」というあだ名をつけたり、時間外勤務を知りながら申請を認めず「月30時間を超えないように」など、不適切な指導を行っていたということです。
市は、一連の行動がパワーハラスメントに当たると認定し、上司を2月6日付で停職6か月の懲戒処分としました。
第三者委員会は市に職員の勤怠管理のチェック体制の徹底や、内部通報制度の設置などを提言し、再発防止を求めています。














