サントリーHDが会見「ガバナンス上極めて深刻な事案」

 9月2日、サントリーホールディングスが会見を行い、新浪剛史会長(66)の辞任を発表しました。

 鳥井信宏社長は会見で、ガバナンス上極めて深刻な事案だと語りました。複数の関係者によると、新浪会長は違法薬物をめぐり、福岡県警から取り調べを受けているということです。

 会見では、以下の内容が語られました。

 ▼8月22日に新浪氏から「警察による捜査が行われた」と報告
 ▼新浪氏のヒアリングで、「適法であるとの認識の下に購入したサプリメントに関して捜査が実施された」

 この事案に関して会見で山田賢治副社長は、「サントリーグループのトップとしてしかるべき注意を払うことが不可欠の資質」と述べ、捜査の結果を待たず、本人との協議の上で、辞任をすることになったと語りました。