「ニホンウナギはそんなに減っているのか」
(若狭)
「中国の出方が非常に気になるんですが、一方で小泉大臣も話していましたが、そもそもウナギはそんなに少なくなっているのか、このワシントン条約の強弱の2番目に入る、その基準ってどうなのというところも一つ疑問です」
(大石)
「水産庁に取材しました。ニホンウナギについては『資源は回復しつつあって、絶滅に近い状況ではない。条約の採決基準を満たしていない』と」

「一方で専門家は『資源は減っている。管理する必要があるんです』という指摘もあって、実は国内でも違いを訴える人がいます」
ワシントン条約 今後の日程
(大石)
「では、今後どうなっていくのか、日程を見てみましょう。11月下旬から12月にかけてウズベキスタンでワシントン条約の締約国会議が開催されます。ここで3分の2以上の賛成があれば、規制強化ということになるんです」
「ただ、すぐに輸出が許可制になるわけではなくて、実は1年半の猶予はあるということです。日本のウナギ業界全体への影響が計り知れないだけに、関係者は不安の声を上げています」
