暑さを逆手に取ったコメ作りも
一方こちらは、茨城のコメ農家。
暑さを逆手に取った新たな栽培法を始めています。
この週末から稲刈りを始めていますが、2025年の収穫はこれで終わりではありません。

照沼農園 照沼洋平さん
Q.温暖化対策として始めていることは?
「この株の再生二期作です」
Q.これがまた再生する?
「この辺から、またすぐ出てきますね。10日ぐらいで(新しい葉が)出てくると思います」

温暖化を背景に開発された再生二期作。刈り取った株を放っておくと、新しい葉や茎が出てくるので、そこに水や肥料をやり、再び稲穂を実らせます。そして11月頃には、関東でも2回目の収穫ができるようになったのです。
照沼農園 照沼さん
「ここ4、5年で(気候が)だんだん変わってきていますし、今年の夏なんかまだまだ暑いですから」
Q.暑さを逆手に?
「本当、それを利用するしかない」
こうした工夫は、様々な農作物で求められることになりそうです。