「私は死ぬまで支援を続ける」その理由は
今年5月、竹内さんの姿がそのキルギスにありました【画像⑨】。目的の1つは、現地の盲学校を支援するため。そしてもう1つは、目の見えない子どもを救うためでした。

(竹内昌彦さん)
「この子たちの目は治るかも知れない。その希望があるならそれをまず挑戦してみないといけない。子どもたち、ちょっと怖いかも知れないど、頑張って目の治療を受けよう。私は支援を死ぬまで続けるつもりです【画像⑩】」

竹内さんは、涙ながらに話します【画像⑪】。
(竹内昌彦さん)
「あの子たちは私で、あそこにいた母親が私の母親。忘れない。同じ立場に今あるから、逆にいま見えるようにしてやりたい」

遠い国の、目の見えない人たちを支えたい・・・。盲目の先生、竹内さんの思いに迫りました。

【第2話】「みんなの幸せの1%を、障害者のために分けて」に続きます。
※前回シリーズ「盲目の先生 命の授業」
【第1話】「自殺するな 逃げてもいいから 死なずに待て」
【第2話】「これまで3回死にたいと...でも生きててよかった」
【第3話】「いじめで死ぬくらいなら...大騒ぎして周りに訴えろ」
【第4話】「こんな子が生まれたことが不幸...踏切へ何度も行った」
【第5話】「人生は思うように行かない...でもそこで全力を尽くせ」
【第6話】「元気な体をもろたくせに、簡単に首を吊るやつが許せん」
【第7話】「幼い長男の死を境に...生き方が変わった」
【第8話】「自殺しようとした人が、生きてて良かったと思えるように」
【第9話】「本当は、目の見える人生を送りたかった。でも...」
※竹内昌彦さんが理事長を務める、手術さえすれば目が治る子どもたちを支援する「ヒカリカナタ基金」はこちらです。https://www.hikarikanata.com/