中国地方の伝統的な技術を生かした製品を海外に売り込もうと、広島市で商談会が開かれました。
この商談会は、ジェトロ=日本貿易振興機構が開いたもので、中国地方の20社が参加。アメリカや香港などの5社からバイヤーが招かれました。藍染めの技法を使った衣料品などを手がける福山市の「藍屋テロワール」は、アメリカのキッチン用品専門店と商談を行いました。
アメリカのバイヤー
「手作業で作られていて、伝統的な手法も用いているところに、情熱を感じる」

藍屋テロワール 藤井健太 代表
「関税など問題はあるが、海外のほうが購買力があると思う。機会があれば展開していきたい。藍染めの良さも広く伝えてもらえると嬉しい」
ジェトロ 広島貿易情報センター 豊田哲也 所長
「海外のライフスタイルに合わせた商品を開発していただいて、継続的な取引に、中国地方と海外との取引になるといい」
円安が進み、輸出した際に価格的なメリットもあることから地域の産業の海外販路拡大が期待されています。














