「選択制」給食が議論の的に
2005年から始まった「選択制」給食。
しかし、この制度が長らく議論の的となっています。
大野城市民
「アレルギーの子とかもいらっしゃるので選択肢のあるほうがそういったところも配慮できるのかなと思います」
大野城市民
「(全員)給食のほうが私もそう育ってきたので想像がつくというか選択制だと個人の違いが出てくるのが不安」
大野城市民
「本人の意見が一番大事だと思うのでなるべく子供に聞いたほうがいいのかなとは思います」
大野城市の井本市長は「選択制」給食のメリットについて・・・・

大野城市 井本宗司市長
「ずいぶん喜んでいただいていますので多様化しているいろんな要望がありますのでそれに対応できているんではないかと」

一方、「ランチ給食」の注文のし忘れなどで、欠食につながる子供がいるとして「全員制」を求める声もあがっています。
そんな中、福岡市に続き来月から大野城市でも給食費の無償化を実施。

「選択制」を導入する中学校では、「ランチ給食」を注文する家庭は無償、「弁当の持参」や「パン購入」の家庭には、一食あたりおよそ340円を支給することを決めました。
市にとって”肝いり”の施策が始まる矢先・・・・
大野城市 井本宗司市長(5月26日)
「9月の市長選挙には出馬をしない」