「マッサージだけを目的に来るはずがない」
裁判では、ホームページに載せる動画を撮影した店長の宮崎被告に「『AVみたいなアングル』で撮影するよう依頼」した意図が明かされました。
また、ホームページの作成にあたったのは富山大学准教授・滝谷弘被告で、滝谷被告は当時交際していた女性が店で働き始めた2024年1月ごろから、事件に関与したとみられています。
~引き続き弁護側からの質問~
Q.滝谷被告との関係は?
河野被告「ホームページを作ってもらっていました」
Q.滝谷被告に依頼したときはどのような内容で依頼したんですか?
河野被告「見やすいホームページにするように依頼しました」
Q.滝谷被告はホームページの管理以外に店の経営などに関与していたことは?
河野被告「ないです」
Q.あなたはホームページに載せる動画について、「AVみたいなアングルで撮っておいて」と(宮崎被告に)連絡していましたが、それはどのような趣旨でそう言ったのですか?
河野被告「お客さんに来てほしいからです」
Q.そこに、性的サービスを受けてほしいという趣旨はありましたか?
河野被告「いいえ、ありません。お店のお客さんがマッサージだけを目的に来るはずがないと思っていたので、女の子目当てで来るんだろうと思っていたからです」
Q.女の子が身体を密着して、男性の陰部周辺をなでたりしていたようなことは知っていましたか?
河野被告「知らないです」
Q.報告を受けたこともないですか? トラブルがあったということもないですか?
河野被告「ないです」
弁護側は、公訴事実について争うつもりはないものの、河野被告については
▼店の経営に直接的に関わっていない
▼性的サービスをするよう指示したことはない
▼店で性的サービスが行われていたことは知らなかったという点を主張しました。
