近年、熊本県高校駅伝で上位に入っている慶誠高校陸上競技部。チーム初優勝を目指すための夏合宿に密着しました。
中村大樹監督「自分を信じてあげないと、自分を信じて」

2016年創部の慶誠は、県高校駅伝出場8回で最高成績は4位と、九州大会出場圏の3位以内まであと一歩のところまで来ています。
さらに今年は、県高校総体の5000mで慶誠史上初めて1位となった宇都宮選手を中心に、力のある3年生が揃います。

中村監督「自分のことは自分で自律できないと、走るときは一人でみんなの思いをつながないといけないので、普段から選手たちに考えさせています」
中村監督は練習メニューの大枠だけを決め、走る量やペースは選手に任せています。
中村監督「Aグループはペースどうする?」
宇都宮駿 主将(3年)「3分50秒に入ってそこからイーブンで押して」
中村監督「あくまでもメニューを考えるのは僕だけれど実行するのは選手」
田中未来 副主将(3年)「練習をやっているのは自分たちなので、自分たちの意見を出してみんなでチームビルディングをしています」
また、練習のグループ分けにも慶誠ならではのシステムがあります。