石川県の9月補正予算案の編成に向けた知事裁定が25日から始まり、馳浩知事は、県内を襲った大雨被害への対応に重点を置く方針を示しました。

知事裁定は土木部と農林水産部、競馬事業局から始まりました。

8月の大雨による道路や河川など公共土木施設の被害額は、22日の時点でおよそ74億円、農地や漁港の被害はおよそ22億円に上っています。

関係部署からは今後、災害査定を行い、早期の本格復旧を目指す方針が示されました。

また、金沢競馬場の被害については、地方競馬全国協会へ財政支援を求めていくとしています。

馳知事「去年の災害から考えればホップ・ステップ・ジャンプのステップ予算ある程度の段階には来ているがこれからさらに次の復興していくための足元を踏み固めるステップ予算に」

県の9月補正予算案は、9月8日に開会する県議会定例会に提出されます。