■「友人がヒグマに襲われ、引きずられていった」

知床半島の羅臼岳

 8月14日午前11時10分ごろ、斜里町の羅臼岳の登山者から警察に通報が入りました。

襲われたのは、東京都の26歳男性。

ヒグマは男性を引きずりながら茂みに消えていき、男性は翌日遺体で発見されました。

■走って下山中にヒグマと遭遇したか

男性の遺体を収容し、斜里町の病院に搬送するヘリ

 知床財団などが行った調査によりますと、男性は通報者の友人から離れて、1人で走って下山していた際に、ヒグマと遭遇した可能性が高いということです。

現場付近は道幅が狭く、カーブもあり、見通しが悪い地点でした。

男性は走っている途中で突然、ヒグマに遭遇したとみられています。