“多胎児”の親子が参加するサークルとは…

玉置アナ:県内には仙台市内を中心に、双子や三つ子の親子が参加できるサークルの活動があります。

8月21日に仙台市宮城野区の福室希望園で開かれたサークル「2525萩(にこにこはぎ)」。

豊嶋さんが代表を務めていて、この日は、豊嶋さんを含め、3組の双子が、親子で参加しました。

活動内容は、赤ちゃんから幼児まで楽しめるよう、親子で触れ合える遊びや簡単な工作などです。

21日には、季節にあわせ縁日を模した「夏祭りごっこ」をしました。

2025年からの参加者:
「周りに双子がいないので、双子と関われる機会があるのがとてもうれしくて、小さいうちから小さい子と触れ合える機会があって、とても良かった」

0歳の時から参加している参加者:
「遊び場ないですか、離乳食どうしていますかと気兼ねなく話せるので、共感してくれる方がいるのでありがたかった」

福室希望園子育て支援センター 東海林弘恵さん:
「(サークルについて)病院、区役所でもアピールしてもらっている。一歩目、踏み出すまでがドキドキしていると思うので、こういう風に活動しているのが伝わればいい」

「2525萩」では、サークル活動を定期的に行っていて、対象は、主に未就学児の双子や三つ子の親子で、宮城野区以外からの参加も可能だということです。

増子アナ:子どもたちはもちろん、お母さんたちもゆったりと親子の時間を楽しんでいましたね。

玉置アナ:そして、こうしたサークルは、他にも、仙台市内だと泉区や太白区、県内だと、大和町、多賀城市、塩釜市などでも活動しているということです。

増子アナ:市町村のホームページやSNSなどをチェックして、身近で気軽に参加できるコミュニティがあれば、相談できる機会も増えそうです。

玉置アナ:一方で、人手不足で通所での支援ができない場合や、少子化などの影響で参加者が集まらず、サークル活動ができないケースもあるそうです。今後、幅広く有効な支援の方法を考えていくことが課題だと思います。