横浜で行われたTICAD=アフリカ開発会議は「横浜宣言」を採択して閉幕しました。あす以降も外交日程が目白押しで、自民党内の“石破おろし”の動きに影響を与えるのではとの見方も出てきています。
石破総理
「これにて『TICAD9横浜宣言』は採択をされました」
アフリカ49か国の首脳らの参加のもと、きょう閉幕したTICAD。採択された「横浜宣言」ではアフリカの課題解決に向け、経済、社会、平和と安定を3つの柱にした協力案がまとめられました。
また、アメリカの保護主義的な動きや中国による巨額の融資で“借金漬け”になっている現状を念頭に、自由貿易の推進や債務問題への対応を盛り込むなど大国に翻弄されるアフリカに寄り添う姿勢も示されています。
期間中、石破総理は日本の政府や企業とアフリカ側との間で過去最多となる300以上の経済協力の文書を締結したと発表。官民の連携を強く打ち出した3日間となりました。
一方、きのうの晩餐会では、総理からこんな“ぼやき”も。
石破総理
「大統領とか総理大臣とかやっておりますと、あんまり楽しいことはございませんで、そこで(岩屋)外務大臣笑わない」
党内では“石破おろし”の動きが活発化していますが、過密な外交日程が防波堤になっているとの見方も出ています。
あすは韓国の李在明大統領、今月29日にはインドのモディ首相との首脳会談が予定されているほか、来月上旬にはイタリアのメローニ首相も来日する見通しです。
総裁選の前倒しに向けた意思確認は参院選の総括の後におこなわれる見通しですが、当初、今月下旬を予定していた総括はこうした外交日程も考慮し、来月上旬にずれ込む方向です。
自民党関係者
「時間が経つにつれて総理側が有利になってきている」
重要日程が交差するなか、石破総理の進退をめぐる動きは一進一退を繰り返しています。
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