アメリカのヘグセス国防長官はシリア国内の過激派組織「イスラム国」の拠点を攻撃したと発表しました。シリアで「イスラム国」の攻撃により、アメリカ軍の兵士らが死亡したことへの報復だとしています。
ヘグセス国防長官は19日、「今月13日にシリアで発生したアメリカ軍への攻撃に対応するため、『イスラム国』の戦闘員や拠点を排除する作戦を開始した」と自身のSNSに投稿しました。
「敵を追跡し、多数を殺害した」としていますが、具体的な攻撃場所や、どのような被害を与えたかなどは明らかにしていません。
アメリカ軍は13日、シリアで「イスラム国」の攻撃により、兵士2人とアメリカ人の通訳1人が死亡したと発表しています。
ヘグセス氏は、こうした報復攻撃を「今後も続ける」としています。
こうした中、シリア外務省は声明を出し、「シリア領内に、いかなる拠点も持たせないという揺るぎない姿勢を強調する」などとして、今後も対「イスラム国」の軍事作戦を続けていく姿勢を示しました。
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