能登半島地震で液状化被害を受けた富山県高岡市伏木地区で21日、出町譲市長と住民による対話集会が開かれ、住民から復興に向けて多くの要望がよせられました。

6月の市長選で初当選した出町譲市長と住民による対話集会の中で、出町市長は地震からの復旧・復興を最優先課題として掲げていて、集会は被災地の現状や住民が抱えている課題を直接聞こうと開かれたものです。
住民からは液状化対策や地域コミュニティの維持について多くの要望が寄せられました。
住民
「あまりにもたくさんの空き地がありすぎまして、これは何か市としても将来的に考えてもらわなきゃいけない」
出町譲市長
「どんな街づくりをやるべきなのかっていうことは住民の皆様と行政、そして専門家、何が現実的なのか。そしてどうやれば国からお金が出るのか考えていかなければばらない」
対話集会は吉久・横田地区でも行われる予定で、出町市長は来年にも、復興後の街づくりのビジョンを示したいとしています。