2025年1月、埼玉県八潮市で道路の大規模な陥没が発生し、トラック運転手が死亡する事故がありました。青森県は、同様の道路陥没の危険性がないかを点検する調査を継続的に行っていて、これまでのところ異常は確認されていません。
埼玉県八潮市では2025年1月、県道交差点で道路が陥没してトラックが転落し、その後、運転手の遺体が見つかっています。下水道管の破損が原因とみられ、国は全国の下水道管理者に大規模下水道管の緊急点検を要請していました。
これを受け、21日に開かれた青森県の県議会常任委員会では、共産党会派の吉俣洋 委員の質問に対して、青森県が点検状況を答弁しました。
青森県は、2015年度から5年にわたって県道で陥没の危険がないかを点検していて、その後、水道管の破損などが見つかった約120か所は、補修を完了させていました。
2022年度からは2巡目の調査をしていて、市街地や沿岸部など水道管が痛みやすい場所約400kmを重点的に点検していますが、これまでに異常は確認されていないということです。