福岡市は21日、30代男性と0歳女児がはしかに感染したと発表しました。

いずれも患者と同じ建物にいたことによる二次感染。

2人は、人にうつす可能性がある期間内に、公共交通機関や商業施設を利用しており、市が施設名などを公表し注意を呼びかけています。

福岡県内では、8月の感染者が7人になりました。

発症の経緯

福岡市によりますと、はしかに感染したのは福岡市に住む30代の男性と0歳の女の子です。

30代男性は8月18日、0歳の女の子は19日に発症しました。

2人は家族ではありません。

これまでに発生した5人の症例

福岡県内では8月、これまでに5人の感染が明らかになっていますが、2人は、いずれも感染者と同じ建物内にいたことから健康観察の対象になっていました。

はしかについて

はしかは、感染力が非常に強く命に危険が及ぶ場合もあります。空気感染が主な感染経路で、特効薬はありません。