20日から始まったシーフードショー。最新式のマシンから、とっておきのグルメも集まる水産業界の国際見本市を取材しました。
廃棄になる規格外わかめ 「どうにかならないか」で誕生

山形純菜キャスター:
8月20日から3日間、東京ビッグサイトで開催されている「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」。魚介類・水産加工技術などの国際見本市で、国内外の企業約700社が参加しています。
取材して個人的に一番驚きだったのが、宮城県の「ささ結」というコメを使ったシャリ玉です。しっかり酢飯の味がするのですが、特殊技術によって常温で約1か月持つということです。

▼三陸わかめ屋 ムラカミの「チーズdeワカメ(1080円)」
ペースト状になっていて、オリーブオイルやチーズ、アーモンドなども入っているそうです。
和のイメージがある“わかめ”ですが、洋風に仕上げているということです。
三陸わかめは、海水温の上昇で、変色したり傷がついたりして、全体の1〜3割が規格外で廃棄されていました。しかし、味には問題がないことから、「チーズdeワカメ」が開発されたといいます。
カプレーゼやパスタのソースにおすすめだそうですよ。