大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号
2025年08月19日17時08分 気象庁発表
北海道地方では19日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、東北地方では20日から21日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
[気象概況]
北海道付近に前線を伴った低気圧があって東北東へ進んでおり、北海道地方では、これまでの大雨により土砂災害の危険度が高まっている所があります。北日本では、低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでおり、大気の状態が非常に不安定となっています。前線は21日にかけて、北日本に停滞するため、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
[雨の予想]
北日本では20日にかけて雷を伴い激しい雨が降り、日本海側を中心に非常に激しい雨が降って大雨となるところがあるでしょう。その後も21日にかけて、大雨となるおそれがあります。
19日18時から20日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北海道地方 80ミリ
東北地方 120ミリ
その後、20日18時から21日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北地方 80ミリ
[防災事項]
北海道地方では19日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、東北地方では20日から21日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は、20日5時頃に発表する予定です。