大雨と雷及び突風に関する東北地方気象情報 第4号
2025年08月19日20時51分 仙台管区気象台発表
東北地方では、前線や暖かく湿った空気の影響により、大雨となっている所があります。21日にかけて、土砂災害に厳重に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意してください。
[気象概況]
前線を伴った低気圧が北海道付近にあって東北東へ進んでいます。低気圧は20日にかけてオホーツク海へ進み、前線が日本海から津軽海峡付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東北地方では、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
このため、東北地方では、21日にかけて、雷を伴って非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
[雨の予想]
19日から20日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
東北日本海側 50ミリ
東北太平洋側 30ミリ
19日21時から20日21時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 150ミリ
東北太平洋側 100ミリ
その後、20日21時から21日21時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 80ミリ
東北太平洋側 50ミリ
[防災事項]
東北地方では、21日にかけて、大雨による土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、21日にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する東北地方気象情報」は、20日5時30分頃に発表する予定です。














