「CO2を吸う」環境対策のミライ技術
万博では“環境に配慮した技術”も多く披露されている。

来場者用のバス停、約250mの屋根に設置されているのはシート状の【ペロブスカイト太陽電池】。従来のシリコン太陽電池に比べ薄くて軽く、曲げられるなどの特徴を持つ太陽電池で、日中に発電した電気を蓄電池に貯めて夜間の照明に使用している。
播摩キャスターが訪れた「RITE未来の森」では、温室効果ガスの排出量と吸収量を相殺し“実質的な排出量をゼロ”にするカーボンニュートラルの実証実験も行われている。
設置されているのは、【ダイレクト・エア・キャプチャー(DAC)】。大気から直接CO2(二酸化炭素)を分離・回収することができる機械だ。

『RITE』余語克則博士
「装置の後ろにファンがついていて、CO2を含んだ空気を引き込んでいく。装置中央に“二酸化炭素を吸収するアミン”という物質を塗布した網目状の構造体が入っている」
つまり、アミンが吸着剤となりCO2を吸い取るという仕組み。

――ダイレクト・エア・キャプチャーが実用化される場合、どんな場所施設を作りCO2を回収することが考えられるのか
余語博士
「再エネルギー電力が安く手に入るところが一番理想的。あとは、装置を動かすために蒸気も必要になるので、熱源、余剰の排熱とかを有効利用できるようなところが理想的な場所になるかと思う」














