核兵器に反対する団体の事業に夏休みを利用して参加し核兵器について学んだ米沢市の親子が、きょう米沢市長に活動の報告を行いました。
米沢市役所を訪れたのは、小学5年生の竹田明連さんと、母の薫さんです。


2人は、長崎市で原爆や平和について取材する「親子記者」に、全国107組の応募の中から選ばれました。
親子記者は、核兵器に反対する自治体の団体、日本非核宣言自治体協議会が平和の担い手を育成するために行っている事業で、取材した内容を記事にまとめます。
竹田さん親子は今月8日から11日まで、他の地域から選ばれた8組の親子とともに長崎市で原爆や平和について取材し、きょう、米沢市の近藤市長にその内容を報告しました。

米沢市立万世小学校に通う明連さんは核兵器廃絶国際キャンペーンのパーク事務局長に聞いた話が印象に残ったといいます。

万世小学校(5年) 竹田明連さん「原子力爆弾の使用は日本だけではなくこれまで2000回もの核実験が行われ世界中で被害を受けている場所や人がいるそうです。「核兵器の存在は私たちみんなに責任がある」として小さくても自分の声や行動を起こすことが前進の力になると(パーク事務局長が)教えてくれました」

近藤洋介 米沢市長「世界でただ1つの原爆を経験した国、我々でしか言えないことはあると思う。いい勉強をされたかなと思います」















