7月のインターハイ・陸上男子100メートルで、同世代の世界記録を更新した石川の若きスプリンター、星稜高校2年の清水空跳選手が19日練習を公開し、9月に行われる東京世界陸上への意欲を語りました。

清水選手は、インターハイ陸上競技の男子100メートルで、18歳未満の世界記録と日本高校記録を同時に更新する10秒00の快走を見せ、東京世界陸上での日本代表入りへの期待が一気に高まりました。

金沢市内でのおよそ2時間の練習が報道関係者に公開され、清水選手は股関節など体の使い方を繰り返し確認していました。

インターハイを終え、更に上を目指す清水選手の今の課題は上半身と下半身の連動です。

清水空跳選手「上半身はこの冬ですごく動くようになったので、もう少し股関節周りの動きを出したいと思う。もっと(上半身と下半身の)連動がとれるのと、股関節が動くようになることで、ストライドも少し伸びると思う」

星稜高校陸上競技部・西野弥希顧問「走り込みやウエイトは一切せず、体の使い方のドリルを徹底的にやる。骨盤の動きが上半身よりもちょっと動いていないと思うので、骨盤を動かせるようなドリルを入れた。それをやっていくうちにもう一段階上にいくんじゃないかとワクワクしている」