今年は戦後80年。

戦時中は、ペットのイヌやネコまでもが「国の物資」として命を奪われていました。

この残酷な歴史を通して、戦争の悲惨さを伝え続ける男性は、「世の中の動きに流されず平和を守ってほしい」と訴えています。

兵士と庶民の視点で「戦争」を知る場所

福岡県小竹町にある兵士・庶民の戦争資料館。

1979年に開設された国内で初めての私設の戦争資料館です。

3代目館長の武富慈海さん(76)。

戦争を経験した父・登巳男さんの遺志を継ぎ、資料館を運営しています。

兵士・庶民の戦争資料館 武富慈海 館長
「一番命を奪われる確率が高い兵士と庶民の目線で一番下から見る見方で戦争を考えるところです」