感染力強い「はしか」も増加

この他、「はしか」の患者数も増えています。

福岡県では、2025年、8人が「はしか」と診断されていますが、8月に入って5人が「はしか」にかかっています。中には、0歳の女児も感染しました。

はしかとは麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、空気感染、飛沫感染、接触感染で広がります。

症状としては、高熱、赤い発疹が全身に広がるほか、免疫力が低下し、脳炎など合併症を引き起こすことも。

感染力は、インフルエンザのおよそ10倍ともいわれていて、非常に強い感染力が特徴。

予防としては、手洗いやうがい、マスクのみでは難しく、予防接種が最も有効な予防法です。

「はしか」が疑われる症状が出た場合は、公共交通機関の利用を控え、事前に医療機関に連絡してから受診をしてください。