家庭の使用済み食用油のリサイクルを後押しする取り組みが、熊本で始まります。

これは、使用済みの油からバイオディーゼル燃料を製造する企業と、JAグループ熊本などが取り組むものです。

全国の使用済み食用油のうち、家庭で出る量は年間約10万トン。その多くは、今は廃棄されているということです。

近年の地球温暖化は「高温障害で作物が育たない」など、農業にも影響を及ぼしているといいます。

そこで、環境への負荷を減らすため、JAの直売所など48か所で油を回収し、将来的には農業機械の燃料などとしての活用も検討しています。