「戦艦大和の海上特攻」を掩護か残された戦闘記録

実は、零式水上偵察機が鹿児島湾に沈んだという戦闘記録が残されています。

1945年4月7日、海上特攻に出た戦艦大和の掩護に向かう途中、アメリカ軍機と交戦し、2機が不時着していたのです。

  

これは、零式水上偵察機が攻撃される映像。

フロートがあるため速度が遅くすぐに撃ち落とされます。

そんな飛行機で大和の特攻を掩護するという無謀な作戦。

何とか不時着しますが2人が戦死しました。

海に沈む機体映像を見た遺族の思い

そのうちの1人、梶原龍三さん。

出身地である鹿児島の離島・甑島で甥の五昭さんに会うことができました。

叔父が戦死した作戦について…

梶原五昭さん
「本当に愚かなことですよ。やっちゃいけないこと。本当に無謀なこと」

機体の映像を見てもらうと・・・

梶原五昭さん
「すごいな、本当に」「現にこうやって現場があるということは(戦争があったことは)隠せないことだよね。戦争しちゃいけないよ、本当に」「帰ってきて欲しいな。でも静かに置いとくのもいいか」