戦後80年、JNNは鹿児島湾で旧日本軍の飛行機を発見しました。

最先端の技術を活用してこの飛行機の正体を調べると、福岡市で多く造られた水上飛行機であることが分かりました。

あの戦艦大和が沖縄に向けて特攻する際に掩護するために飛び立った機体である可能性があります。

鹿児島湾に沈む旧日本軍機の情報で調査開始

鹿児島市の南部・喜入前之浜町。

JNNは、2年前この沖に戦時中に不時着した飛行機が沈んでいるとの情報を複数入手しました。

漁師
「飛行機の残骸だった。網にかかってきたのがね。落ちたことは落ちたんだよ。友軍機だったと思う。アメリカの飛行機ではなかった」


本当に沈んでいるのか、海洋調査会社・ウインディーネットワークの協力を得て調査を始めます。

ウインディーネットワーク 杉本裕介さん
「平らなところにモノがあれば、起伏が分かるので、何かあるかなというのが分かる」


証言があった海域に向かいます。

海底に向かって音波を出し、届く時間の差から海底の凹凸を記録。

詳細な海底地図を作成すると、人工物らしき反応がいくつか見つかりました。