青森県南部町で、モモが収穫の最盛期を迎えています。今シーズンは雨の降る日が少なく、日照時間が長かった分、甘みが強くなったということです。
甘い香りを漂わせ、たわわに実るモモ。
南部町の泉山果樹園では、約2ヘクタールの敷地に6つの品種のモモを栽培していて、このうち「あかつき」と「まどか」が収穫の最盛期を迎えています。
今シーズンは、気温が高いことから例年より2週間ほど早い8月8日から収穫が始まりました。
また、雨の降る日が少なく、日照時間が長かったため、甘みが強くなったということです。
泉山果樹園 泉山俊春さん
「雨が少なかった割には玉伸びもよくて、晴れの日が続いたので味が濃くておいしいと思います。やわらかくて果肉が肉厚で、果汁があふれておいしいモモだと思います」
8月上旬に一時強まった雨により、水を吸って柔らかくなってしまったモモもあり、収穫量は2024年より1割ほど減る見込みということです。
この果樹園では9月上旬までモモの収穫が続き、全国各地で販売されます。