先月、佐賀県伊万里市の住宅で親子が殺傷された事件で、ベトナム国籍の技能実習生が強盗殺人などの罪で起訴されました。

強盗殺人などの罪で起訴されたのは、ベトナム国籍の技能実習生ダム・ズイ・カン被告です。

起訴状などによりますとダム被告は先月26日、伊万里市東山代町の住宅で日本語講師の椋本舞子さんを包丁で殺害、椋本さんの母親にもけがをさせたうえ、現金1万円余りを奪ったなどとされています。

当時、ダム被告は抵抗する椋本さんの母親の首を刺したあと、それをかばった椋本さんを複数回突き刺すなどしたということです。

佐賀地検はダム被告の認否を明らかにしていませんが、警察の取り調べに対し当初、「何も話したくない」と供述していたということです。